特殊環境下での利用事例

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特定サイズのゴミをとり、特定サイズの物体は残したい。 (10-50ミクロンの物体のみ残したい等)

特定サイズのゴミを取り除き、一方で特定サイズの物体は残したい、といったケースでは、
フィルタを2段構えにすることで、特定サイズの物体を残す形を取ることが出来ます。
(イメージとしては、ラインの液体から、液体攪拌用のビーズミルだけ残したい等での活用ケースとなります)

10μ−50ミクロンの物体のみを残したいというご相談のケースでは、金属式のフィルターを2段に配置してのご使用となっております。

①1つ目のフィルターにて、50ミクロン以上のゴミを除去
②ろ過精度を上げた2つ目のフィルターで逆洗を行い、こし取った物体をが入った逆洗液を、メインの流体に混ぜ込む事で再利用します。

ろ過精度の違う2段にフィルターを配置する事で、目的の物体を効率よく補足する事が出来ます。

ろ過精度の高いフィルターを選定する場合のポイントにつきましては、下記の記事をご参照下さい。
精密なフィルターの選び方・選定ポイント

金属フィルターを選定する場合のポイントとしましては、
金属フィルターにはフィルターを取り出して洗浄する開放洗浄式と(手動洗浄)、
流体を逆流させてフィルタを洗浄する逆洗式(自動洗浄も可能)が御座います。
詳しくは下記の記事を合わせてご覧下さい。
開放洗浄式から、逆洗式に変えるケースが増えていると聞きますが何故ですか?