濾過、除去、分離の事例

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ポンプを保護する為のフィルター (サクションフィルター)を設置したい場合

流体を吸い込む機器(ポンプ等)に異物が混入してしまうと、ポンプ自体の破損や能力の低下が発生してしまいます。
そこで、ポンプを保護する為のフィルタとして、サクションフィルターが使用されます。

サクションフィルターフィルター選定では、
・取り除きたいゴミのサイズ
・フィルター交換の手間
・初期コスト
・かかる圧力
・求める濾過精度と吸い込む力(吸引力)
を検討した上でフィルタを検討する形になります。

ここでの選定ポイントは、求める濾過精度と吸引力のバランスが重要なポイントとなります。
サクションフィルターに高すぎるろ過精度を持たせてしまうと、
ポンプに本来求められる吸引力に影響が出てしまい、本来のポンプの目的を果たす事が出来なくなってしまいます。

そのため、高い濾過精度を持つカードリッジ式ではなく、ノッチワイヤー等の金属系で繰り返し使えるタイプの利用が一般的です。
また、フィルターは腐食予防を考慮した素材での作成も可能です。

また、かかる圧力によってフィルターのケーシング(外側の入れ物)の選定も必要です。
圧力が高い場合は、その圧力に対応した強固なケーシングが必要となりますので、
圧力がわからない場合の調査も含め、弊社にご相談頂ければ、適切なご提案を提案をさせて頂きます。