既存フィルターの変更の事例

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10u未満のゴミの濾過を自動逆洗で対応したい

10μのゴミを何%除去する必要が有るかで、自動逆洗対応の可否が決まります。

①ほぼ100%除去する必要がある場合は、自動逆洗とカードリッジの組み合わせで交換回数を減らす
金属フィルターでは10u未満のゴミを100%濾過することが難しい為、
10u未満のゴミをろ過可能な、使い捨てのカートリッジフィルターが必要となります。
よって、自動洗浄式のみでの対応は出来ません。
自動洗浄を活用し少しでもメンテナンス負荷を減らす場合は、下図の様に現在お使いのフィルターの前段に
荒ゴミ用の自動洗浄フィルターを設置する事で、
カードリッジフィルターの寿命を延長し、交換回数を減らす事は可能です。

 

②80%以下にて除去する場合は、金属フィルターで自動逆洗が可能
金属フィルターにて対応可能となりますので、逆洗式への変更が可能です。
逆洗式フィルターの種類や、ラインの構築イメージにつきましては、下記の記事のご参考下さい。

開放洗浄式から、逆洗式に変えるケースが増えていると聞きますが何故ですか?

ライン上のフィルタのメンテナンスを自動化したい

 

金属フィルターのご利用をご検討の際には主に
・取り除きたいゴミのサイズ
・初期コスト
・かかる圧力
・求める濾過精度
を検討した上でフィルタラインを検討する形になります。
(どのようなケーシングで、どのぐらいのサイズのフィルタとするか等の決定をします)

お客様が求めるろ過精度(μ)や流量が不明瞭な場合は、テスト導入で高いろ過精度のフィルターを試し、
ろ過精度と流量のバランスを見ていただくことをお勧めします。
10μ未満のゴミを除去するフィルターは、非常に精度が高いフィルターになりますので、
弊社のような専門業社へ問い合わせて頂ければ、必要に応じたご提案が可能です。