既存フィルターの変更の事例

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フィルタの運用を手軽にしたい(手間を減らしたい)

フィルタの運用を楽にするには、大きく分けて2つの方法があります。

・使い捨て可能なカードリッジフィルタを利用 (イニシャルコスト低、ランニングコスト高)
・手での洗浄が不要な、自動逆洗式フィルタを利用 (イニシャルコスト高、ランニングコスト低)


求める手軽さ、現在の利用状況、必要となるコストの考え方次第でどちらを選ぶかが変わります。イニシャルコストを少しでも抑えたいなら「カードリッジフィルタの導入」で、生涯コストを抑えたいなら「自動逆洗式フィルタの導入」となります。

1.使い捨て可能なカードリッジフィルタを利用

現在金属フィルタエレメント等をご利用で、洗浄に手間がかかっている場合はカードリッジフィルタに切り替えることで、フィルタの運用にかかる時間を削減できます。現在ご利用のケーシングに合うカードリッジフィルタがあれば直ぐにでも導入が可能ですが、多くの場合ケーシングから取り替えが必要となります。

ケーシングの取り替えが必要となるか次第でコストは大きく変わりますが、ケーシングが必要となった場合でも2の自動逆洗式フィルタの導入よりも低コストで導入可能です。ただしカードリッジの継続購入のランニングコストが必要となるため、生涯コストで考えると2の自動逆洗式フィルタの方がコストを抑えられるケースが多いです。

2.手での洗浄が不要な、自動逆式フィルタを利用

現在、開放洗浄式フィルタをご利用で、フィルタの洗浄や取り替えに手間がかかっている場合は、自動逆洗式フィルタを導入することで、手間を大幅に減らすことが可能です。1の手法と比べると、導入コストがかかる一方でランニングコストを抑えられるため、自動逆洗式フィルタの方が生涯コストが下がるケースが一般的です。

自動逆洗式フィルタには、連続逆洗式と間欠逆洗があります。

・連続逆洗式

常時逆洗をするタイプで、制御盤が不要となるため間欠逆洗と比べると初期費用が抑えられ、メンテナンスにかかるコストも抑えられます。

・間欠逆洗

制御盤が必要となり初期費用が多少上がりますが、逆洗液を抑えたい場合にご活用をお勧めします。