フィルタのコストダウンをはかりたい
フィルタのランニングコストを抑えたい場合、ご利用状況に応じたコストダウンの方法があります。大きく分けて3つの方法がございます。
1.取り除きたい物体が10μ以上でカードリッジフィルタを利用の場合は、金属フィルタの利用を検討する
2.取り除きたい物体が10μ以下で、カードリッジフィルタを利用の場合は、カードリッジフィルタ前に粗ゴミをとる金属フィルタを設置し、カードリッジの交換頻度を下げる
3.金属フィルタを定期的に変更している場合は、耐久性の高い金属フィルタの利用を検討する
1.取り除きたい物体が10μ以上でカードリッジフィルタを利用の場合は、金属フィルタの利用を検討する
取り除きたい物体が10u以上の場合は、カードリッジフィルタを金属フィルタに切り替えることでランニングコストの低減が可能です。
金属フィルタに切り替える場合、大半の場合ケーシングの変更が必要となることから、イニシャルコストがかかります。金属フィルタの場合、使い捨てにならないものの、洗浄の手間がかかります。洗浄の手間を減らしたい場合は、逆洗式フィルタ装置と金属フィルタを組み合わせてご利用頂くことで、手間を減らすことが可能となります。逆洗式は、イニシャルコストが最も高い装置となりますが、洗浄の手間賃を含めて考えると生涯コストの大幅な削減が可能です。
2.取り除きたい物体が10μ以下で、カードリッジフィルタを利用の場合は、カードリッジフィルタ前に粗ゴミをとる金属フィルタを設置し、カードリッジの交換頻度を下げる

現在カードリッジフィルタをご利用で、ゴミサイズが10μ以下の場合は、継続してカードリッジフィルタを活用することになります。ただし、カードリッジフィルタの手前に荒ゴミをとる金属フィルタを設置することで、カードリッジの交換頻度を下げ、コストダウンにつなげることができます(荒ゴミで交換頻度が上がっている場合特に有効)。
3. 金属フィルタを定期的に変更している場合は、耐久性の高い金属フィルタの利用を検討する

破れる、目が開く等で金属フィルタを定期的に交換しているケースでは、より耐久性の高いノッチワイヤーフィルター等を活用することで交換頻度が抑えられます。
飲料メーカーの充填ラインや、取り替えが出来ない船舶での利用等、破れた困るシーンで活用され、半永久的な活用が可能です。