開放洗浄式と、逆洗式の場合の違いとメリット・デメリットを教えてください。
工業用に使われるフィルターには、大きく分けて、
1. 手動洗浄が必要だが、比較的安価に導入できる開放洗浄式フィルター
2.導入費用は掛かるが、洗浄の手間を軽減できる逆洗式フィルター
の2種類が存在しています。
1.開放洗浄式フィルター
開放洗浄式とは、専用ケースの中に、フィルタエレメントを刺して活用します。
・メリット = メンテナンスが楽。エレメントの交換のみ。
イニシャルコストが安い(電気製品等使っていない)。
壊れづらい、シンプルな構成
・デメリット = 分解洗浄が必要(洗うのに手間がかかる)
ラインを止める必要がある。
※ラインを止めないためにはバイパスラインを作る必要がある
2.逆洗式フィルター
逆洗式とは、洗浄機能がついた装置です。
逆洗式には、自動逆洗(連続逆洗、間欠逆洗)と手動逆洗の2タイプがあります。
・メリット = 洗浄が楽。ラインを止める必要がない。
・デメリット = イニシャルコストが高い。装置のメンテナンスが必要。
どちらのフィルターが有用かは、求める要件(導入費を抑えたい、手間を軽減したい、長期で見た時に安い手法を選びたいetc..)によって異なります。ニーズに合わせたご提案が可能ですので、お悩みがある方はぜひご相談ください。